Tedmans Motor club

今回は黒の中にラメのファイヤーフレームが流れているようなヘルメットにしようかと思いましたので、まずはラメが目立つように下地に赤の塗料を吹き、その上からクリアーに混ぜた赤のスパークルラメを使います。通常のガンでは吹き出し口がすぐに詰まってしまいますので、
口径のデカイカップが下にあるガンを使って吹き付けて行きます。一気にやってしまうとクリアーのみが液ダレをしてしまうので時間をかけてラメを吹きつけていくのですが、あまり時間を掛けすぎるとカップの中で硬化してしまいまた詰まる原因にもなるので、吹いたらダブルアクションのエアーをかけてやや硬化させてタレたらのばしての繰り返しでも対応できるかと思います。

まずは下地の赤を入れます。


次はある程度乾いたらラメを吹き付けて行きます。




  

パテで傷を埋めて、研磨の後、サフを吹いてさらに細かい傷や単色の特に赤や白を塗る際は何度塗っても下地の色が浮かび上がってくるので
サーフェーサーを塗ります。これに更に研磨して再度色にムラがないようにサフを吹きます。
  

拾ったヘルメットが使えそうなので綺麗にしてみようかと！


研磨して、パテをあててこれから研磨です。


  

今から５０年くらい前のカブですね。レストアするには手頃なボロ具合！　ウルトラマンのようなリアのウィンカーレンズがおっしゃれ〜！



  

昨年の夏か春か忘れましたが店の下に停めておいたXL８８３のラペラのシートを刃物でぱっくり切られ、それから時間もなかったので
純正のシングルシートでずっと乗ってたのですが、息子ももう中学生になるのでシングルシートに２人で乗るのもいい加減疲れたので
先日、シート加工の依頼がありバイクのシート生地を入手したのでリベット打ちで面倒だったのですが、やってみました〜！

＊まずはリベット落としをしてベースと皮を取り外し、更に縫われている部分を丁寧に分解していきます。



＊破かれた部分を縫い合わせてなるべく元の寸法までくっつけておきます。形を取るにあたり切られたままですとかなり広がってしまうので　そうしました。できれば実際婉曲部分等は下地のフォームの形状に伸びている部分もあるのでスチームアイロン等で平に直して上げるのが良いとは思いましたが、面倒だったのでこれで直接生地にあてて形をとりました。


＊このシートは座面、両側面と前の４分割で縫われているので比較的楽でした。♯２０番の太い糸とデニム等を縫えるミシン針に変えて縫い合わせてきます。縫い込む際に元々ついていたラペラのタグもつけてあげました。


＊リベット打ちが面倒でしたが以前ベスパのレストアでフロアーレールをやった際にお客さんに買わせた使ったの９８０円のハンドリベッターを譲ってもらい打ち込んでみました。なかなかいい！